音楽を聴くと言えば、かなり昔は生演奏しかありませんでしたが、蓄音機が出来て繰り返し再生が出来るようになりました。その後は、オーディオシステムやラジオ付きのカセットレコーダー(いわゆるラジカセ)が登場し、そしてもっと小型化された、歩きながらでも楽しめるものへと進化していきました。ラジカセの時代まではスピーカーが付いていて音を外に出すことが一般的でしたが、その後はイヤフォンで聴く物が多くなったと思います。イヤフォンで聴く人が多くなっているとはいえ、全身に音を浴びながら、響きを感じるのは心地よいものですし、オーディオ機器で音楽を楽しむ人はまだまだ沢山いるはずです。
さて音を出すにはスピーカーが必要です。イヤフォンでさえその中には小さなそれが内蔵されています。空気を振動させなければ耳で感じることが出来ないので、当然のことです。そういったものはほぼ全てが丸い形のスピーカーコーンが付いています。コイルなどでそれを振動させることによって空気を揺らし、音を伝えることが出来るのです。コーンは丸が多いですが、スピーカー自体は色々な形をしています。よりいい音で再現出来るような工夫を施すためです。外から見ただけでは分りませんが、内部は複雑な構造になっていることもあります。
スピーカーで最良の音質を得ようとする場合、付属品の接続ケーブルなどを間違いなく接続することは不可欠です。音響機器はアンプなどの本体の性能にも違いはありますが、音質の劣化は間違った接続やケーブルや端子の破損の有無などにも左右されることがあります。
スピーカーは外部の電子機器などの影響によってもノイズを拾いやすく、ケーブルなど接続機器が受ける影響によっても音質の劣化やノイズは起こります。規格に合った機器へのつなぎ方と間違った配線などに気を付ける音で、最良の音質を得ることができます。音響機器に対する知識が深ければさらに音質にこだわることも増えてきますが、過度な改造や規格に合わないケーブルや端子などを利用すると、アンプなどの機器に負担をかけることも考えられます。規格外の改造や付属品以外のパーツを利用することはできるだけ避けるほうが無難です。使用上の注意をよく確認して、誤った操作や接続を避けて使用することが大切です。
◎2023/4/3
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