リボン型スピーカーは振動版の種類の一つです。
ボイスコイルと振動版が一体になっているため、コーン型やドーム型などのユニットに必要となるボイスコイルを別途用意する必要がないなどのメリットを持ちます。
一般的にボイスコイルを必要とするコーン型やドーム型などのスピーカーユニットは、重量が重くなる傾向がありますが、リボン型の場合には振動系を軽量化することが出来るメリットがあります。
ツイーターなどに利用が行われていることが多いのが特徴で、振れ幅が少ない高音域に利用した場合、過度特性が良い、測定結果の中では極めて平坦な特性を得ることが出来ます。
ちなみに、リボンは厚みが0.01ミリなどの薄い電子パーツで、ダイナミック型スピーカーにリボンを利用したものとなります。
主に高音域や超高音域をカバーするものとしてキャビネット内に収めて利用する方法や外置きタイプとして利用出来る製品もあるので、高音域がもう少しクリアーにしたい時など便利です。
スピーカーは音の出口になるオーディオ機器です。
エンクロージャーと呼ぶ箱の中にはツイーターやスコーカー、ウーファーなどのユニットを搭載しており、ツイーターは高音域、スコーカーは中音域、ウーファーは低音域などのように、それぞれ役割を持つのが特徴です。
ツイーターにはコーンタイプやリボン型などの種類がありますが、リボン型スピーカーはダイナミック型スピーカーの振動版部分にリボンを利用したものです。
このリボンは厚さが0.01mmなどのもので、大半のホーン型ツイーターのドライバーとして利用されています。
ボイスコイルは振動版と一体になっている、コーン型やドーム型などで使用するボイスコイルが不要になるため、振動系を軽量化出来るメリットを持ちます。
また、振れ幅が少ない高音域用として利用した場合、過度特性が極めて平坦な特性が得られるなどのメリットもあります。
その反面、機械的強度や能率が低いなどのデメリットを持ちます。
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